日本生殖医学会から不妊治療中の方へ



新型コロナウィルスの拡大について
日本生殖医学会から重大な発表がありました。
下記のとおりです。



『新型コロナウイルス(COVID-19)は感染力の高い RNA ウイルスであり、重症急性呼吸器症候群を引き起
こす新興感染症として世界的な広がりをみせています。WHO は3月11日にパンデミックを宣言し、日本国
内でも COVID‐19 感染の進行、特に感染ルートが不明な感染者の増加により、感染爆発が危惧されてい
ます。
現時点において、COVID‐19の死亡率はインフルエンザの10~15倍と考えられており、そのほとんどが
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に関連したものと考えられています。COVID-19 が妊娠、特に妊娠初期の
胎児に及ぼす影響は明らかになっておらず、母体から胎児への感染の可能性は不明です。また妊婦にお
ける COVID-19 の感染リスクが高いとはいえません。一方で、妊婦において COVID-19 感染の重症化の
可能性が指摘されていることや、感染時に使用される治療薬として妊婦に禁忌の薬剤による治療が試行さ
れていることから、不妊治療による妊娠が成立したあとの COVID-19 感染への対応に苦慮することが予想
されます。また受診や医療行為に関連した感染の新たな発生も危惧されます。このような背景から、国内で
の COVID-19 感染の急速な拡大の危険性がなくなるまで、あるいは妊娠時に使用できる COVID-19 予防
薬や治療薬が開発されるまでを目安として、不妊治療の延期を選択肢として患者さんに提示していただくよ
う推奨いたします。また、既に調節卵巣刺激を開始し採卵を予定している患者さんについては、胚凍結の
上で上記の状況を踏まえて胚移植時期を検討してください。胚移植を予定している患者さんについても同
様の検討をおねがいいたします。人工授精、体外受精・胚移植、生殖外科手術などの治療に関しては、延
期が可能なものについては延期を考慮してください。




日本生殖医学会からこのように声明がありました。



内容は大きく分けるとこのような感じです。
1.今まで通り治療を継続できる。
2.治療薬が開発されるまで積極的な不妊治療は延期を推奨する。




不妊治療をしてる人は1周期でも無駄にしたくないと思ってる人がほとんどです。
母体や赤ちゃんを守るには仕方ないことなんでしょうか。正直なところわかりません。



ADANでも現在採卵や移植に向けて準備中の方がたくさんいらっしゃいます。
この発表があったことで時期検討、変更になったりするかもしれません。
どちらにしても苦渋の決断ということもわかります。
もしこの先のことが不安だとか頭が混乱して冷静になれないといった場合
お話だけでも大丈夫ですのでご来店ください。
話すだけでも落ち着くときもありますから。




どれぐらいの時間がかかり今後どうなっていくのかわかりませんが
経過を見守りたいと思います。



こんな状況だからこそできることもありますので
悪い方にばかり考えるのではなくプラスに考えて
治療が再開できるようになった時に万全な体で挑めるように
今できることをしっかりやっていきましょう!